ナノ材料を利用することで特性改善がみられる状況に置いてナノチューブが放出されていないことが証明されました

多層カーボンナノチューブやカーボンファイバーなどのナノサイズおよびマイクロサイズのカーボン添加剤を使用するエンド・ユーザーおよび製品のハイテク製造業者は、材料へのダメージがある際、粒子の放出について懸念がありました。材料のマトリクスからの単層カーボンナノチューブの移行についての安全衛生試験は、商標登録された単層カーボンナノチューブ-TUBALL-の世界最大の製造業者であるOCSiAl、および業界有数の、ヨーロッパの研究およびテクノロジーの企業であるVITOによって実行されました。ナノを増加させたエポキシ、ポリエチレン、およびエラストマー材料のブランクとTUBALLにおけるシミュレーション実験は、測定室内で実施され、考えられるあらゆる微粒子の放出が、TEM顕微鏡で捕えられ、測定されました。

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TEM 分析では注目すべき結果が判明しました―ドリル作業試験とテーバー摩耗試験では、自立したまたははみ出した単層カーボンナノチューブは見付かりませんでした。もう1つの重要な所見は、TUBALL‐ナノを増加させた材料から流出されたナノサイズの粒子の数は、ブランクと比較して、種類によって異なりますが、35%まで減少しました。これはさらに、3Dナノチューブネットワークによって材料の構造を大幅に強化することができる単層カーボンナノチューブの結合力のもう1つの実証です。この心躍る材料の物理的特性は、現在進行している研究の主題です。

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OCSiAl は、安全衛生の問題を分析し、オープンに検討することによって単層カーボンナノチューブの管理の透明性を向上する責任を担っています。弊社は、独立した大学と研究機関によって実施されるHSRプロジェクトに絶えず投資しています。OCSiAlは、EC4SafeNanoプロジェクト(EUHorizon 2020研究およびイノベーションプログラム)の組合員です。このプロジェクトは持続可能な製造およびナノテクノロジーの使用を確実にすることを目的としています。さらに、OCSiAlは、EUの化学製品の登録、評価、権限付与、および制限(REACH)規則に登録された単層カーボンナノチューブの世界初の製造会社です。これによって、弊社は、毎年ヨーロッパで10トンまでのTUBALLを製造し、商品化することができ、広範囲にわたる産業でのナノチューブの用途を大幅に高めています。